つる舞う形の何とやら

群馬在住者の記憶、アレやコレ

「私、群馬県から来たんです。」に対する東西南北の反応を思う

私は出張の多い仕事の経験もあり、他県の人から群馬県について客観的な意見をたくさん聞くことが出来た。
そんな中で、群馬県民である私が他県の人に「私、群馬県から来たんです」と言った際の反応ランキングを発表しよう思う。



【「私、群馬県から来たんです。」に対する東西南北の人々の反応ランキング】
※あくまで私のまわりにいた人々の反応ランキングですので、あしからず。
軽ーい気持ちで見てねっ。

第五位
頭文字Dの舞台じゃん」
以前の記事でも少し触れた「頭文字D」。県外でもたまに話題に上がった。これ系の話題は男性が圧倒的だった。年齢は30代以上が多かった。そして車が好きな人。
この話を振ってくれた方には一応念の為「私は山を攻めたことは一度もありません」と言っている。念の為。

第四位
「ぐんまちゃん可愛いよね」
私もそう思う。
群馬県を代表するゆるキャラ「ぐんまちゃん」。生誕してから30年以上のキャリアを持つ、ご当地マスコットキャラクター界でもトップクラスの古参である。
過去にゆるキャラグランプリなるもので優勝をしたこともあった。
高崎駅の中にはぐんまちゃんグッズの専門店もあり、たまにぐんまちゃん本人も遊びに来る。高崎駅内で人だかりが出来ている時はそーっと覗いてみよう。たぶんそこにはぐんまちゃんがいる。

第三位
「スキーor温泉で群馬に行ったことあるよ」
ぶっちゃけ嬉しい反応である。話題も弾ませることが出来る。
少し前は山ガールってのも流行ったおかげで群馬の山にも知識がある女性がチラホラいた。群馬県の観光地はほぼ山で構成されているため、山々には本当に感謝しなければならない。山から降りてくるからっ風はちょっと嫌だけど。

第二位
「グンマーから来たんだね」
未開の地、グンマー。
一時期ネット上で流行った群馬県の別名である。
以前、北海道の人に「群馬県庁ってレトロな外観だね」と言ってスマホで竪穴式住居みたいな画像を見せられたことがあった。画像の下に字幕で「ここが群馬県庁である」と書かれていた。そんな訳あるか。
たまに群馬県民でこの未開の地ネタを良く思わない人もいるようだが、私は案外嫌いではない。むしろ話のネタに出来て助かっている。
しかし最近はお隣の埼玉県で「翔んで埼玉」が出て来た為、未開の地ネタも少し影が薄くなって来ているように思えて残念である。

第一位
群馬県って何があるの?」
これが一番困る。ものすごく困る。
特に関東外の人たちには草津温泉もいまいちピンとこないし。
ネギとコンニャクが特産品だと言っても話題があまり弾まない。
このコメントをもらった時は、相手の好みに合わせて↑で紹介したイメージのキーワードをその場に応じて使い分ける必要がある。
他にも、テレビをよく見る人なら「井森美幸さんと中山秀征さんは群馬の誇りです」とか、甘いものが好きな人にはガトーフェスタハラダの話とか。色々と工夫をしなければならない。
それでもピンとこない人にはもうどうしようもないから「未開の地から来ました。動物より人間の数が多くて今驚いてます。」とか言っている。


ざっくりまとめるとこんな感じ。
しかし人によって本当に個人差があり、逆に群馬県民でも知らないような穴場スポットを知っている人なんかもいた。県外の人から地元の穴場スポットを教わるのは何とも不思議な感覚であった。


その他にも、今までで記憶に残ったコメントをいくつか紹介しようと思う↓


番外編
「ネギが有名なんでしょ?深谷ネギっての」
埼玉県と間違えられている。
ネギは確かに特産品だけど、下仁田ネギの方です。すき焼きに入れると美味しい。

番外編2
焼きまんじゅう食べたことあるけど、なんか思ってたのと違った」
クレームである。
他県の人からすると焼きまんじゅうは見た目からして「みたらし団子を焼いたもの」をイメージしてしまうらしいが、実際は「まんじゅうの生地を焼いたもの」なのである。パンみたいな感じ。

番外編3
「北関東3県ってなんで仲悪いの?」
仲悪くないよ。
たぶんテレビの影響か、なんかすごい仲悪いことにされてる。
私は栃木県の人とよく話す機会があったけど、普通に良い人たちだった。位置も隣同士で近いので、お互いよく遊びに行ったりしてるくらいに仲は良いと思う。
茨城県の人とは出くわしたことがないので何ともだが、たぶんこっちも良い人だと思う。




日本は47都道府県もあるから、影の薄い場所が出てきてもおかしくはないよね。
まぁとにかく。

馬良いとこ、一度はおいで。