つる舞う形の何とやら

群馬在住者の記憶、アレやコレ

群馬県で自然と共に生きることを考える

群馬県は本当に山が多い。どのくらい多いかと言うと「群馬で道で迷ったら、山を見て方角を確認する」と言われるくらいに多い。←井森美幸さんが前にテレビで言っていたけど、私はやったことはない。

そんな山に囲まれた群馬県で暮らしている者にとって、山は日常生活のいたるところに溶け込んでいる。
運動会のチーム名に使われたり(「あかぎ団」とか「はるな団」とか)
ショッピングモールの入り口の名称に使われたり(「みょうぎゲート」とか「あかぎゲート」とか)
そして群馬県内の学校あるあるとして上げられるのが「校歌に山の名前が入っている率が高い」ことである。私も実際に小中高で歌った校歌の歌詞にどっかしらの山の名前が入っていた。
他にも群馬で有名な神社の名前にも山の名前は結構入ってるし、お酒の名前にもそのまま「赤城山」や「榛名山」のように使われている。



そんな山と共に生きる群馬県民だが、いつも山に対して感謝ばかりしている訳ではない。
赤城山から降りてくる強烈な「からっ風」は群馬県民の宿敵である。
かなりの強風であることと、雪を山に降ろした後の超絶に乾燥した風はもはや群馬女子の天敵と言っても過言でない。

そして、山にまつわることで群馬県民が何よりも恐怖しているのが「山の噴火」である。
最近では2018年に草津白根山が噴火し、吾妻地域の人々を震え上がらせたことが記憶に新しい。
全国的にもニュースで大きく報道されていたのを覚えている。
悲しいが、大いなる自然を前にして、人間が出来ることはかなり限られている。
これは噴火に限らず他の震災にも同じことだけど。


山は時には恐ろしい存在だが、もしこの山々がなかったら、群馬県には温泉地もスキー場もなかったことだろう。そしたら本当にただの更地県になってしまうところだった。
何だかんだ言ったが、これからもどうにか仲良くやっていきたい。

あー、温泉行きたくなってきたぁー