つる舞う形の何とやら

群馬在住者の記憶、アレやコレ

上武道路の林に潜む何か…を思う

私は埼玉へ仕事に行く際に上武道路を利用することが多い。
群馬と埼玉を跨いでいる道路であり、個人的に県境周辺の絶妙にのどかな風景が魅力な道路だと思っている。まぁ、交通量も多いし(トラックとか)かなり飛ばしてる車も多いから、そんなにのんびり運転するには向かない道路だけどね。
たまにマリオカートタイムアタックやってるのかってくらい飛ばしてる車もいる。

そして交通量も多いから、たまにすごくハイセンスな車を見かけることがある。
以前、夕方頃に上武道路を走っていた時。前の車から妙に視線を感じた。
車間距離がある時には気づかなかったけど、信号待ちの時に距離が近くなった時
前の車の後ろの席の人が明らかに私の方をガン見していた。
青白い肌で、目はかなり大きくて、歯が若干剥き出しで、めちゃくちゃ怖い女の人(たぶん女の人)がこっちを見ていた。
しかし、よく見たらそれは画像を印刷したものを貼っているのだと分かった。それも下からライトアップして暗闇でも見えやすいようにしていた。
煽り対策なのか、それとも趣味で飾っていたのか。
今でも夕方に運転すると、あの怖い女の人の思い出す。
確かに一時期は、煽られることを防ぐ為に車の後ろの席に能面を飾ってそれをライトアップする方法が流行っていたらしいけど。まさか上武道路で遭遇するとは思わなかった。
けど、私は煽られはしても他人を煽ることなんてしないし(出来ないし)全くもってのチキンハートなので、私に見せつけても…という感じ。ぶっちゃけ向こうは見せ損でしかないと思う。そういう問題じゃないか。

なんか前置きが長くなったけど、本題に入りたい。
上武道路は道の両サイドに畑や林が多く、特に夏場は緑が結構青々としている。
そんなだから、たまにその林に住んでいるであろう住民のネコやタヌキが道の真ん中へこんにちはして来る。その動物たちの中でも、タイミング悪くこんにちはしちゃったものは車に轢かれちゃったりもしている。可哀想に。
そのくらい野生動物と距離が近い上武道路で、私が未だに正体の掴めない生物がいる。
その生物は何度か私の車の前を横断してきたことがあり、たまにその生物っぽいものが轢かれちゃってもいるのを見たことがある(けど小さくてなんの生物なのか分からなかった)。
毛がモサモサしているが、ネコでもなく。
茶色っぽいボディだが、タヌキでもなく。
細長いからといって、ヘビでもたぶんない。
最近はこの謎の生物に会うこともめっきり減ってしまったので、その正体を未だに掴めずにいる。
もしかしたら、群馬と埼玉の境目に住んでいる妖怪の一種なのかもしれない!





このことを家族に話したら「イタチじゃない?」って言われたけど。なんかもっと神秘的な何かであって欲しいんだよなぁ。個人的に。

明日も雨みたいで、ちょっと気が滅入るねー